家庭で無理なく持続・継続できます
家庭でも使える高速リスニングソフト、フラッシュカードソフトをお貸しし、成果が見えるプログラムになっています。(県外の方でも、教室と同じ指導が可能です。)
デジタルフラッシュカードを使って集中を高めます
視覚・聴覚刺激による独自のプログラムでイメージ力を確実につけていきます。
読み聞かせ高速リスニングでことばが急速にふえます
イメージ力がついてくるので、他人とのコミュニケーション能力がついてきます。
コミュニケーションの力がつきます
ダイナミックな運動刺激が、子どもの集中力とコミュニケーション力を育みます。
パニックになるお子様は、その家庭での工夫でガラッと変わります
パニックになるお子様は、その接し方と、環境の作り方でガラッと変わります。
体験のなかで培った発達のために必要な栄養の改善をアドバイスします
脳に、最適な食材を摂り、避けたい食品を知るために必要な情報をお伝えします。
教室だけでなく、日常の環境づくりを意識したアドバイスをいたします
教室で使うソフトを家庭に持ち帰って、自宅でも学習ができます。毎日の学習の積み重ねが、他の幼児教室との大きな違いを生み出します。
学習障害・発達障害のお子様は伸ばせます
『ひらめき集中塾』の発達障害児・学習障害児への学習指導
発達障害児の成長には、原始反射の特性を利用した視覚・聴覚からの刺激がもっとも有効であるという視点に立っての指導を行なっております。こだわり(パターン行動)という原始的な行動リズムを弱めながら、同時並行で、行動リズムの特性を活かしての指導法が最適だからです。
1.高速リスニング・フラッシュソフト・耳を開くBGMソフトの3本で発達のためのサポートをいたします
※脳の記憶メカニズムに適合した日米特許取得済みのソフトで効率よく言葉を入れていきます。入塾すればこのソフトを自宅でも使っていただけます。
実際、聴こえていても「まるで聴こえていないような反応」しか示さないのが、原始反射の特徴です。まずは耳の原始反射を弱め、「意味のある」単語と文章を入れていくことが大きなポイントです。
「人間は耳に聴こえる音しか話せない」といわれます。不完全なコミュニケーションをいかにしてスムーズにしていくか...。そのためには「閉じた状態の耳」を開かせ(=バランスを整え)ていくことが必要です。
チョムスキー理論(文法生得説)によれば、人間の脳には生まれ持って、ことばを理解し話せる仕組みが備わっているといわれます。それは文法を理解する「生得的なリズム(=生体リズム)」がからだの中(脳内)に存在しているからだといわれます。
同じように音、すなわちリズムも生得的に備わっている(協和音・不協和音の識別能力)といわれています。文章・文法もリズムです。できるかぎり「意味ある」文章を脳内に入れてあげることが大切になってきます。(発達障害児独特の原始的な行動リズムを利用するかたちで、「意味のないことば」の代わりに「意味のあることば」を脳の中に入れる。)
これらの特性は、ことばによるコミュニケーションができにくい状態のお子さまであっても、それは生得的に誰にでも備わっている脳の基本機能なのです。
あとは、その働きを目覚めさせるスイッチを入れられるかどうかにかかっています。それを従来のようなゆっくりと、順序立てて、繰り返し繰りし反復させる方法で指導すると、苦痛に感じてしまうお子さんが多く、むしろ逆効果になります。脳が本来持っているポテンシャル(能力と特性)は、高速で、全体をまるごと処理する方が、断然ストレスもかからないので効率がいいのです。
『ひらめき集中塾』では、このような発達障害児の脳の特性に沿ってデザインされたソフトを活用して、コミュニケーションの力を伸ばす指導をしております。
基本になるのは、語彙力のアップと文章理解力のアップという国語力に焦点を合わせています。そのための高速リスニングであり、フラッシュカードソフトであり、耳を開くBGMソフトなのです。
24時間デザインされた耳を開くBGMソフト
高速リスニング、フラッシュソフトは語彙力、文章理解力というIQに焦点を合わせたものです。しかし、それだけでは脳(こころ)の成長には不十分です。
聞こえているのに「閉じたような状態になっている耳」を開かせるBGMサウンドは、本来の生体リズムに共鳴するようにデザインされ、いわゆる「耳の原始反射の矯正へと向かわせる」ことを目的にしています。このBGMが土台をつくるリズムになり、リラックス効果も高めます。「IQの発達は、生体リズムが整った土台の上で可能になる」という基本的なコンセプトに基づいています。
以上のような理由から高速リスニング、フラッシュカードソフトは、単にことば、文章を聴くだけでなく、バックに自然音や名曲が流れるようになっています。
生得的なリズムに沿った脳への心地よいメロディ・リズム・テンポのバックグランドの上に、ことばや文章が流れるので、よりスムーズに発達を促す仕組みになっています。たとえばBGMの中にある小鳥のさえずりや波が打ち寄せるリズム、川のせせらぎといったf分の1のゆらぎのリズムを流すことで、睡眠が深くなったというお子さんもおられます。(※発達障害児とリズムはとても深い関係があるのです)
発達障害児の聴覚の特徴は、「聞いていても聴こえていない状態」なので、コミュニケーションが取れにくい状況にあります。聴覚検査でいう異常ではなく、聴覚のバランスが崩れた状態だといわれます。正常発達の段階で、音の識別能力(用不用)は自然にできるようになります。ところが発達障害児の場合は、識別機能が弱いため、特定の音に執着したり、逆に極度にパニックを起こしたりします。
耳のバランスを組み替えるための、ソフト教材の活用法の一例
自分の声で教科書を吹き込んで、それを高速リスニングで聴くこともできます。学習障害児のお子さんがそれをされたとき大きな変化が起こります。
それは、3倍速の壁、6倍速の壁を越えると風景が(感覚的に)変わるからです。脳の神経回路の処理メカニズムが違う次元にシフトチェンジするからです。(※ある程度、発後が出た段階で有効)
一般的に人間が聴き取れるスピードの限界は3倍弱といわれます。これは競馬の実況中継の際、アナウンサーが話すスピードや、競り市で話すスピードがそれくらいで、これ以上となるともう聴き取れなくなります。ところが、それは左脳を使った場合のことで、3倍速以上であっても右脳にシフトチェンジすることができれば、十分正確に聴き取れるようになります。高速で聴き取れるようになると、普通速度の会話などを聴くと、耳の焦点が合いやすくなり、いままでまわりの声が雑音のようにしか聴こえていなかったのが、はっきりとしたことばとしてキャッチできるようになります。
これは、インターチェンジ効果と呼ばれ、ちょうど高速道路から一般道に下りる際の減速による視覚の体感スピードと同じような感覚を聴覚でも体験できるということです。耳は音を聴こう!聴こう!とするので、高速音声を聴き取るために神経回路を自然に伸ばそうとします。高速音声が聴き取れるようになった状態は、神経回路は増えた状態になったといえるのです。
『ひらめき集中塾』では、この脳の特徴を最大限に活かして、発達障害児や低成績児に指導するとき、高速リスニング、フラッシュカードソフト、耳を開くBGMソフトを活用しています。
フラッシュカードソフトは、いわゆるカードをフラッシュして、パソコン上でことばを記憶していく方法です。なお、教室ではプロジェクターを使っています。さらに重要なポイントとして、映像(イメージ)と文字と合わせて音声を聴くことで、イメージが定着しやすくなります。毎日の積み重ねで、語彙力が確実にアップしていきます。。
なぜ高速リスニングがいいのか?
「それは、原始反射の残存という発達障害児のウイークポイントと考えられてきたものを、逆に利用した発達指導の方法だからです。
「ゆっくり、ていねいに繰り返して順番に教えて、ことばを憶えさせる」という正常発達に適した指導法が、現在の園や学校で行なわれています。ところが、発達障害児や低成績児には、どうやらこの教え方では逆にストレスを生じさせ、成果が上がりにくいことが明らかになってきました。
脳の特性からみると、まず、発達障害児の根本的な特徴は、「生体リズムの障害」ということがいわれています。これは、何年も前から、発達教室の実践の場で言われ続けてきたことです。
簡単に言うと、発達障害児の困った行動パターンの根底には、原始反射という脳幹(本能を司る古い脳)がその行動リズムの震源地であるといわれています。
本来、原始反射は正常発達の段階で自然に弱まっていくのですが、発達障害児の場合は、ことごとく五感に残存していることが原因となり、パターン行動という異常な生体リズム・行動リズムを繰り返してしまいます。(いわゆる「こだわり行動」)
過去から現在に至るまでの発達障害児指導は、この「原始反射を弱める」というアプローチと、逆にそれを利用した指導法がいろいろと開発され、実践が行われてきました。
もちろん、それ以外の方法もありますが、厳密に言うと「原始反射を弱める」と「原始反射を利用する」ことによって、発達するか停滞するかという結果が決まるといっても過言ではないのです。
ドーマン法、七田式、公文式に代表されるフラッシュカード(絵カードの大量かつ高速学習)。これは発達障害児の特徴である「車や電車に乗ると落ち着く」や「特定のコマーシャルの映像」や「同じビデオを何度も繰り返すこだわり」や「光の点滅」など高速刺激に反応する脳幹リズムにそった反射パターンを利用した指導法です。(一種のサブリミナル効果のような刺激)
脳科学の発展によりわかってきたのは、発達障害児の場合、大量かつ高速の刺激を与える学習によって、全体をまるごと脳に入れていくほうが、部分を時系列に順序立てて教えていくやり方よりも、ストレスなくスムーズに入っていくのです。(※これは幼児教育にも当てはまります)
これは、数十年前から石井勲さん(漢字教育)や、ドーマン博士がいわれていたことで、ひらがなより漢字を、ABCよりもWordをまるごと教える方が、子どもの脳にはスムーズに入っていくのです。ただ、このとき大切なポイントがあり、イメージ(画像)とセットで教える(憶えさせる)というやり方です。
そして、コミュニケーションは単語だけでは成立しないので、「文章を理解する」という単語の次の段階があります。これには、昔からいわれる読み聴かせが最も重要です。人間の脳には、生まれもってことばを話す仕組み、文法を理解する仕組みが存在しているといわれています。(チョムスキー理論)
童話や教科書の読み聴かせをすることによって、将来的にコミュニケーションができる土台をつくることになります。
『ひらめき集中塾』では、お母さんの声でできるだけたくさんの童話を録音してもらい、お子様に聴かせる家庭指導のプログラムを実践していただいております。
人間の耳にもっとも心地よいのは、おなかの中から聴いている母親の声だといいます。また、記憶するのにいちばん有効な音声が母親の声と、自分の声だといわれます。お子様には、自分の声でまだ難しい場合が多いので、最初の段階ではお母さんに録音してもらいます。
高速リスニングは、ヘッドホンかスピーカーで聴くことで、より効果が上がります。自然音や名曲がバックに流れリラックス効果を高めながら記憶するからです。教室では、大写しのスクリーンにスピーカーから音声を流してご指導しています。(ヘッドホーンが難しいお子様には、スピーカーで聴いてもらいます)
コミュニケーション力を育むソフト:
塾に来られるお子様の課題は「コミュニケーション力をいかにして高めるか」に尽きます。このソフトを使って電話で受け答えができるくらいコミュニケーション力がついたという事例が数多く出ています。
人間が人として、社会で生きていくうえで、ベースになるのがコミュニケーション力です。ことばを自在に使いこなせることは、当たり前のように思いますが発達障害児や学習障害児の場合、それが困難で、「原始的な行動リズム」を弱め、かつ「本来の生体リズム」を回復しない限り、この人間の根幹のことばや文章の理解力の不足という大きな課題を克服することはとても難しいのです。
教室指導と家庭指導のリンク
一般の学習塾や幼児教室と違い、週一回、月一回の教室指導にまかせっきりという塾ではありません。教室で行なうことを、家庭でも無理なく行なっていける。そんために教室で活用するソフトを家に持ち帰って(レンタル)できるようにしております。
2.家庭でも手軽に取り組める発達指導プログラム
(からだのコミュニケーションを阻害する生体リズムの滞りを解きほぐす刺激。言い換えれば、原始反射を弱め、矯正していく刺激)
・毎日の保育園・幼稚園や学校での学習は、それは、それなりに大切だと思います。しかし、現状の発達障害児や学習障害児への指導法では、それなりの成長しか望めないというのが現実だと思います。もちろんなかには、熱心に子どもを指導してくださる先生もおられますが、相対的には、知育のめざましい発達は見込めないといっていいでしょう。やはり、学校や園とは別の方法を家庭で取り入れながら指導することが必要不可欠で、まかせっきりや、いいなりではだめだと思います。
『ひらめき集中塾』では、脳の特徴に合わせた塾で行なっている指導法とそのまま同じことを、家庭でもやっていただくことで、指導方法で、ぶれずに迷うことなく目標を持って取り組んでいただいております。
具体的には、教室で使うものと同じソフトを家庭でも、習慣づけていただきます。これによって、脳に記憶されていく絶対量が確実に増えていきます。それは、長時間する必要はなく、もう少しやりたいという状態で、翌日にまた意欲と関心・興味を持続させていく方法です。
そして、教室では行なえない(家庭でしかできない)大切なプログラムもご指導いたします。これは、過去200組以上の発達障害児のお子様と接する中で結果として、「脳幹のリズム」をいかに崩して、くりかえし行動パターン(=困った行動リズム)の組み換えができるかにかかっています。
「こころによるコミュニケーション」は行動リズムの書き換えと同時並行的に行うことが、より発達のためには効果的です。
パターン行動の流れを変える
そのためには、脳幹リズムの特徴すなわち原始反射というものの行動リズムとパターンをお家の中で、冷静に見極めることが必要になってきます。かならず、特定の刺激が、脳幹のリズムのスイッチを押してしまうので、いつも決まったようなこだわりの行動パターンが表れてしまいます。
教室に来られている方は、家庭ではその特定刺激を発見してもらい、すみやかに「悪いパターン」を崩す「いい行動パターン」への組み換えを行ってもらいます。
原始反射の特性は、日々のパターンが脳幹の奥深くに刻まれていくので、ことばで言っても逆効果になることがほとんどです。そのためには、からだに働きかける意図的な負荷すなわち「流れを変える」作業が必須条件になってきます。その方法も塾ではお教えします。
誤解を恐れずにいうと、発達障害児は、原始反射の働きを弱め、同時並行的に「意味ある言葉」を大量かつ高速に脳内に入れていくことで、脳にもともと備わっている「普遍文法の仕組み」のスイッチが入り、本当の意味でことばによるコミュニケーション(社会性)への土台ができていくのです。
しかし、これは言うは易し、行なうは難しです。でも、このホームページを読み進めてきた保護者の方々は、ポジティブに「チャレンジしてみる価値がありそうだ」と感じておられると思います。『ひらめき集中塾』では、最大限のサポートをさせていただきます。
人間のからだは、健康体を保つために4大条件があります。
一つは運動。二つ目は栄養。三つ目は睡眠。四つ目は精神的リラックスです。
子どもの成長・発達には、どれも欠かせませんが、とくに運動と栄養に重点を置いてご指導いたします。
正常発達の場合、赤ちゃんは、本能的にからだを動かし、順番に刺激しながら脳を発達させていきます。これは、結果的に原始的な反射を矯正する動きや刺激になっていることが分かっています。舌の反射、足裏反射、目や、耳や、匂いといった五感にそれがあるといわれています。発達障害児に、偏食が多かったり、爪先立ちや多動、手のひらをヒラヒラさせたり、手たたき、手放しも原始反射によるリズム・パターンが表れるのは、この原始的な行動リズムが消えずに残っているからなのです。
原始反射が残っていると、五感のバランスが崩れ、生体リズムそのものも乱れている場合がほとんどです。これが発達障害が「行動リズムの障害」といわれる所以です。
たとえば睡眠のリズムが狂っていれば、夜なかなか寝てくれない。呼吸のリズムが狂っていれば、脳に十分な酸素が行き届かなくなります。まず、味覚のバランスの崩れから偏食が多い。また視覚的には眼球の調整力が弱い。そして聴覚のバランスが悪く、通常は不快な音を好む傾向など。また、触覚、嗅覚のバランス感覚もよくない場合が多いのです。
これら生体リズムの乱れや五感のアンバランスは、すべて脳幹が司っており、そこから連動していると考えられます。脳幹は原始反射の震源地なのです。
運動と栄養からの刺激によって原始反射は矯正できる余地がまだ残されています。まず生体リズムに外から働きかける取り組みは家庭で実践できます。
からだの中には、数多くの生体リズムというもの存在しています
生体リズムは、24時間体内時計(サーカディアンリズム)や脈拍、脳波、呼吸、心拍など秒・分単位のリズムや酵素やタンパク質生成・代謝などのミリ秒(千分の1秒)単位のリズム、細胞膜でのニューロン代謝や情報伝達のリズムなど大・小、無数の生体リズムの集合体が人間のからだです。
運動については、体操教室や水泳教室などは、発達障害児の場合は受け入れ態勢の問題を抱えていて容易ではありませんので、家庭で手軽に取り組める脳幹の原始反射のリズムを組み替える新たな刺激が必要になります。
「よい行動パターン」への組み換えは、「悪い行動パターン」が日々脳幹に刻み込まれ強化されていく性質を認識した上で、まずそれを「正確に止めること」がポイントです。そのためには、行動を起こす前の兆候を察知して、別の流れを生み出すことです。(条件反射的行動パターンの流れを変える)
これは、運動というよりも脳への適切で、基本的な負荷(刺激)という観点を重視しています。
このような人間本来の生体リズムの重要性に着目したとき、それは原始反射を矯正する運動刺激と密接な関連性があるということがわかってきました。一定のリズムを持続する運動刺激が、原始反射を弱め、本来の生体リズムを増長することができると考えられるからです。
つまり、まず最初にやるべきことは、リズムを整え、できるだけ持続的な刺激が必要になってきます。ただし、運動やスポーツは、必ずしも脳幹レベルの原始反射が残る発達障害児にとっては有効ではないと感じます。ハードなスポーツは、コミュニケーションに問題がある発達障害児には、大きなストレスが発生し、むしろマイナス要因となります。
スポーツ教室のような大きく粗い筋肉への刺激よりも、本能的・基本的なレベルの運動による負荷、すなわち脳幹への刺激がもっとも必要なのです。微細な刺激、言い換えれば一定リズムの持続という「脳幹を揺さぶる振動刺激のようなもの」が重要ではないかと考えています。
生体リズムの性質からも細胞レベル、分子レベルの微細な振動刺激が非常に重要だと感じております。とくに、子どもの脳の発達(神経線維の活性化)というポイントにしぼれば、精妙な刺激ほど効果があるように思います。
生体リズムの乱れ(=からだの滞り)をスムーズにする微弱な振動刺激
具体的には、夏場ですとボードトレーニングという有効な「脳幹を揺さぶる」振動刺激トレーニングがあります。海やプールなどで子どもが立っても浮かぶほど浮力のボード(ビート版を重ねたものや、サーフボードの類)に、両足でバランスを取って立つトレーニングです。これは、幼児教育を長年研究されていた井深大さん(ソニーの創業者)が、なんとか手軽に子どもを伸ばす運動はないかと探された結果、最終的に到達された発達にとても有効なトレーニングです。これは、哺乳類が水を反射的に警戒する習性を逆手にとって、脳幹部分(本能や自然治癒力に関わっているといわれる部位)を刺激し、スイッチをいれる結果となり、脳内のさまざまなホルモンや、情報伝達物質がスクランブル発進する状態をつくるというのです。陸上でのバランスボードトレーニングとの違いは、水上で行うという点です。水上に比べると、陸上では、思ったほど脳幹への刺激は見込めないようです。驚くべきことに、1才児が、数週間のトレーニングで親の腕で逆上がりができることも珍しくないのです。幼児の場合、お風呂のなかでもできるので、一度チャレンジされてもいいかもしれません。ただ、注意点として、深いところでやる必要はなく膝くらいの浅瀬でも十分効果があるということです。このトレーニングで、18、19才の学生さん(特に精神的な障害をもつ不登校児、引きこもりなど)でもてき面に効果があるといわれます。
また、東洋医学でいうツボへの刺激もたいへん効果的です。
少し前になりますが、イチロー選手がNHKの特集番組でインタビューを受けていました。その中で、これらは、からだの中のコミュニケーションをスムーズにするための刺激だといえます。発達障害児・低成績児のこころのコミュニケーションの課題は、まず何よりもからだのコミュニケーションをスムーズにするためのトレーニングが必要です。
ご家庭での、いろんな方法での脳幹への揺さぶり、すなわち、からだのコミュニケーション(生体リズム)の矯正を視野に入れた継続した取り組みの土台の上で、からだのコミュニケーションがスムーズに行われ、それと同時並行的に、こころ(知能面)のコミュニケーション力を高める高速リスニング、フラッシュソフトがより活きてきます。
3.栄養とは分子レベルで生体リズムに働きかける情報因子である
ボードトレーニングやツボへのマッサージなど、さまざまな振動刺激は、家庭で習慣づけることで、からだのコミュニケーション(生体リズム)の状態に大きな変化を生み出します。
しかし、まだまだ家庭でやれることはたくさんあります。とくに大切なのが栄養です。ひらめき集中塾では、栄養は基本として、食育でカバーできると考えています。また、栄養も従来の栄養に対する捉え方とはちがう視点にたってご指導いたします。
じつは栄養も、生体リズムに深く関わる一種の刺激と考えます。そして、刺激とは強弱やリズムの長短などであり、それは情報刺激だと考えます。ビタミン・ミネラルは人間のからだの中で酵素反応という無数の化学反応の材料として使われます。栄養素は、それぞれが固有の情報をもつ情報因子ということです。
環境汚染がすすむ現代では、地球環境同様、人間のからだの中にも有害物質(害をもたらす情報因子)が、油断すればすぐに汚染してきます。化学物質(水銀や鉛、PCB、医薬品、食品添加物)は、からだの中の情報伝達物質と似た紛らわしい構造・組成のものがあります。細胞のレセプター機能が
十分でなければ、血液脳関門に、不意に入り込むことも十分予想されることです。その他、電磁波も有害物質因子(活性酸素の原因となります)として、生体のリズムに悪い影響を与えることがあります。まずは、これら有害物質を極力さけることが必要です。
『ひらめき集中塾』では、栄養の観点(摂っていい食品、避けるべき食品、摂取を心がける食品など)からご指導いたしております。
そして、ビタミン・ミネラルは生体リズムを支える情報因子として十分に食事から摂らせてあげる必要があります。
振動や栄養という情報因子の刺激によって、からだの中の流れにくく滞ったところがスムーズに流れるようになります。それは、ちょうど道路渋滞に巻き込まれた状態から車が流れ出すような感覚です。
しかし、これだけではまだ十分ではないのです。流れをよくするだけではダメなのです。
その理由は、発達障害児や低成績児も、からだの中のホルモンや情報伝達物質は多い少ないの個人差はあれ、出ているはずです。
しかし、どこかで滞りがあるのは否定しようがない事実です。そこで、血流やリンパ、気の流れをよくすること、プラスそれらをキャッチする「受容体」を充足させることが不可欠です。これはホルモン受容体や伝達物質受容体となる器官(レセプター)のことです。からだの中のレセプターの状態が生体リズムを整えるにはもっとも重要でコミュニケーションを成立するための最大のポイントなのです。
脳内の神経伝達物質としていいといわれるアセチルコリン(レシチン)も単独で摂取してもあまり意味がありません。それはアセチルコリン受容体というレセプターが細胞膜に十分備わっていなければ、たとえアセチルコリンの分泌量が正常であったとしても、それが使われることなく排泄されてしまうからです。
コミュニケーションをスムーズにするために、先ほど基本的には食育でカバーするといいましたが、じつは「からだのコミュニケーション」をスムーズに行なうためのレセプターとなる栄養素は、どうしても食事からでは不足するという事実を知る必要があります。それがレセプター栄養素といわれる糖鎖です。
糖鎖がまさしくからだのコミュニケーション(生体リズムを整える)を司る細胞のレセプター(ホルモンや伝達物質の受容体)の役割を果たす部分なのです。
糖鎖にもいろいろ種類があります
糖鎖には、いろんなメーカーがサプリメントとして出していますが、『ひらめき集中塾』では、アメリカ製で臨床結果(自閉症、多動、失語症、ダウン症などの各種脳疾患)がしっかり摂れた製品のみをおすすめしています。(各自が希望される場合には直接メーカーに取り寄せられるようにしています。仕入先からの購入では割高になる関係)他のメーカーは、臨床結果というものが取れていません(いわゆる体験談)ので、安全性の面で問題が大きい(化学物質も混入されているケースが多い)からです。
糖鎖がなぜそれほど重要なのか?
ひ当塾では、からだのコミュニケーションをスムーズにすることが、知能面(こころ)のコミュニケーション力をつけていく上で、必要不可決だと考えます。糖鎖(正確には糖質栄養素)は、細胞表面に立つレセプターの役割を果たす栄養素です。このレセプターは、60兆個のからだのすべての細胞にあり、血液脳関門や腸管細胞、免疫細胞などで情報をキャッチする機能を持っています。そして、近年明らかになってきたエピジェネティクスの研究によると、このレセプター栄養素である糖鎖が十分整って機能することで、遺伝子のスイッチをオンにすることがわかってきました。
余談ですが、ノーベル賞を受賞された利根川進博士は、ある著書で「免疫細胞が2000万種の異物やウィルスに、対応できる体制を瞬時に作り上げる」と言われ、そのメカニズムは、免疫細胞が自らの遺伝子の組み換えを行っていることがわかっています。ただ、厳密にいうと、エピジェネティクスの研究で明らかになったように、遺伝子の組み換えというよりも、免疫細胞表面にあるレセプタータンパク質(糖鎖)が遺伝子のオンとオフの切り替えを行うことで、2000万種の異物に対応できるポテンシャルが発揮されるようなのです。
からだの中で起こる、驚異的なはたらきの鍵を握るのが細胞膜に備わるレセプター(糖鎖)なのです。レセプター栄養素を充足させることは、遺伝子のスイッチを入れるいちばんのポイントになってきます。
つまり、振動刺激により、ホルモンや情報伝達物質の流れがスムーズになったと仮定して、そこできっちりとホルモンや情報伝達物質を認識し受け止める役割を果たせるかどうかで、からだの中のコミュニケーションの状態が変わってきます。もし、仮にレセプターがしっかり充足されておらず、ホルモンや情報伝達物質を認識できなければ、からだの外へ不要なものとして排泄されてしまいます。また、ホルモンでない別の異物(有害重金属や化学物質など)を間違って細胞の中に引き入れてしまい、混乱を招いてしまう結果を生み出します。
毎日の食事のなかに、工夫して体のコミュニケーションを整える、食材を入れることによって、生体リズムにいい影響を与えます。人間は食べ物でできていて、その中に含まれる栄養素は、酵素反応などの大切な生体リズムに直接働きかける情報因子の役割があるからです。
からだの滞りをスムーズにするために、家庭では、明確な目的を持った取り組みが不可欠になります。それは、原始反射を弱める訓練や脳幹に響くダイナミックなリズム刺激、食事からの必須栄養因子による刺激というアプローチです
結論として、糖鎖という細胞表面のレセプターが機能していなければ、いくら振動刺激で、血流やリンパや気の流れをスムーズにしたところで、素通りさせてしまっては元も子もありません。それくらいレセプター栄養素は人間のからだにとって生命線といえる役割を果たしているのです。
からだのコミュニケーションが十分にできる状態さえつくっておけば、あとは知能面(こころ)のコミュニケーションを高めるために、脳に適切な刺激を与えることで、神経線維が「伸びたい!」という状態をどれくらい日々習慣づけられるかにかかってきます。そして、量が質へと変換されるような変化が現れてくるということを確信して、家庭での取り組み・指導を行なってもらいます。これは発達の原則ですので、目的が明確でぶれることはありません。自信を持って家庭で取り組むことで、子どもへの伝わり方が全然違ってきたという方が多いのです。
これらが『ひらめき集中塾』の発達指導の基本姿勢であり、これが従来の発達教室を総合的に取り入れながら生まれた教室の概要になります。
。
【 参加者の声 】
教室だけでなく、家庭で手軽にできる発達のための環境づくりのアドバイスを『ひらめき集中塾』ではしてもらえるので、いまは夫婦で希望を持って取り組んでいます。
草津市 Y.Hさん
子どもの神経が過敏なところを、抑えるのではなく、活用できる方法を教えてもらえてから、集中できる時間が増えてきて、語彙がどんどん増えてきたので助かってます。
奈良市 R.Sさん
障害を栄養障害ととらえることで、日ごろの食事にも摂ったほうがいい食品と避けたほうがいい食品などを詳しく教えてもらえるので、とても助かっています。
宇治市 T.Sさん
「知的障害児の子どもをどのように育てたらいいかわからない...」を
『 ひらめき集中塾 』 ではご指導いたします。
就学前や小学校低学年のお子さんを持つ保護者の方から「普通学級と特別支援学級のどちらにしたらいいか」というご相談が増えています。「グレーゾーンです」といわれたり、普通学級から特別支援学級に、担任の先生から打診されたときの親の気持ちは、当事者でなければわからない複雑なものです。
でも、相談員や障害福祉のアドバイザーから返ってくる言葉からは、具体的な方策は何も示されてはいないのが現状です。では、発達障害児に対して、どんなアプローチをすれば効果的な成長を促すことができるのでしょうか?
発達障害児の指導・教育は『その脳の特徴に焦点を合わせる』ことから始まります。知的障害児(自閉症児・多動児)の脳には、大きな特徴があります。具体的には、原始反射の残存による「刺激に対する反応のバランスの崩れ」が原因となって、感覚機能の混乱が起こっているのです。それにより通常では聞こえないはずの音の刺激などをキャッチしてしまい、奇声やパニック行動を起こしたりしてしまいます。それが日々脳幹リズムの強化となり、パターン行動が脳に深く刻まれていきます。そして、言葉で話してもなかなかコミュニケーションが取れない状態になってしまっているのです。
塾で使用する教材
高速リスニングソフト
フラッシュソフト
耳を開くBGM
知的障害の栄養改善からのアプローチ
家庭力アップで子どもは成長
教室スタッフ募集
〜関連ブログ〜
発達障害児・学習障害児を伸ばすヒント
脳に必要な栄養素(糖鎖について)
トータルな障害児教育メソッドを求めて
個別面談5,400円
個別面談では、お子様の状況を詳しくお聞きし、それぞれのお子様に合ったアドバイスをいたします。
教室受講料:2万円(月謝制、特別教材をセットでレンタル、月2〜4回)
1万5千円(月謝制、特別教材をセットでレンタル、月1回教室)
●県外の方でも、ソフトのレンタルができるので、教室と同じ指導がご自宅でもできるメリットがあります。
単発参加の場合:5,250円、時間:55分間、個別対応
場所:・堅田教会(おもに平日 予約制)
滋賀県大津市本堅田3-18-6
・粋々館(おもに土・日曜日、平日 予約制)
滋賀県大津市南郷1-8-6
お電話やメールでも、ご質問をお受けしております。
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