数多くある栄養からのアプローチのなかでもっともお伝えしたいこと

サプリメントの実際

こころ(知能面)のコミュニケーションをスムーズにするには、まず、からだの中のコミュニケーションをスムーズにしなければなりません。そして、からだのコミュニケーションをスムーズにするには、まず滞りをほぐして、流れを起こし、分泌されたホルモンや情報伝達物質をしっかり受け止める細胞膜表面にあるレセプターを充足することが大切です。
受容体としてのレセプター(糖鎖)が機能していなければ、ホルモンや情報伝達物質が一方通行になって素通りしてしまい、外に排出されてしまいます。からだのコミュニケーションがうまくできる状態になれば、あとは、脳の特徴に沿った適切な刺激(高速リスニングやフラッシュソフト、耳を開くBGMを用いて)を与えることで、伸びていく条件はすべて揃うことになります。あとは、量が質に転換するまで継続し、習慣化することが大切です。
脳にいいといわれるサプリメントは数多くあります。しかし、そのほとんどは食事でカバーできると『ひらめき集中塾』では考えます。

しかし、念には念を入れて、発達障害児にそれらを勧める方もおられます。彼らがそれを勧める根拠は、発達障害児の脳内のネットワークが不十分なのは、ホルモンや神経伝達物質が十分でないという捉え方が根本にあるからです。しかし、私は過去250組以上の発達障害児と接してきましたが、そのようにはどうしても思えないのです。

そもそも人間のからだを健康体として維持するためには、3つのからだの中でのコミュニケーションが土台としてあります。

1つは、免疫系のネットワークです。2つ目がホルモン分泌系のネットワークです。3つ目が自律神経系のネットワークです。
発達障害児の場合、これらのコミュニケーションのうち、免疫系のコミュニケーションは、健常児並みの子が比較的多いのです。(あまり風邪を引かない点など平均的健常児並みの免疫力)
しかし、ホルモン分泌系と神経系だけは、明らかにコミュニケーションがスムーズに行なわれていない感覚を覚えてしまいます。それは、脳内の神経伝達物質の滞りのような、「うまくつながっていかない状態」を直感的に感じるのです。
そこで、この状態を単純にホルモンや神経伝達物質の不足というふうに捉えることもできます。つまり、アセチルコリンの材料となるレシチンをサプリメントで補充すればいい」や、「DHA・EPAなどのフィッシュオイルを大量に摂らせればいい」や、「血液中の酸素不足を補う酸素ジュースを摂らせればいい」というような発想に陥りがちです。
確かに、何らかの原因から、ホルモンや神経伝達物質の分泌が少ないお子さんもいるかもしれません。しかし、多い少ないは個人差で当然あるかもしれませんが、表面的な現象だけを見て、ただ単に「ホルモンの材料物質を補充すればいい」という考え方には同意しかねるのです。事実、サプリメントに含有されるホルモンの材料物質や神経伝達物質がからだの細胞に摂り込まれるという保証はないからです。からだの中はそれほど単純ではないのです。ゆえに、サプリメントでこれらの物質を補充するやり方は、どうも納得がゆきません。
また、昨年の春ごろ、新聞で「オキシトシンというホルモン物質が自閉症の改善に効果がある」という記事に掲載され、塾にも何組かの保護者の方から問合せがありました。オキシトシンについては、単独でそれを摂取したとしても、オキシトシン受容体(オキシトシンを受け止めるレセプター、すなわち糖鎖)が十分あれば、わざわざ摂取の必要はなくなります。理由は、オキシトシンはオキシトシン受容体と結合した時はじめて効果があるので、表面的にはオキシトシンの活性作用がない場合、オキシトシン分泌が不足といわれますが、実際のところは受容体の機能不全も考えられるからです。
単純に、オキシトシンを外から注入して済むわけではないからです。
また、オキシトシンには、バソプレシンという対になって機能するホルモン物質があり、単独で摂ってもあまり意味がなく、生体の複雑な作用関係は、部品の補充や入れ替えだけでは十分ではないという結論に至りました。
その他、「アルギニンが自閉症児に効果がある」という情報もある方からいただきました。アルギニンは血液の流れをよくし、成長ホルモンの分泌を促すなどいろいろ重要な働きをする栄養素です。ただ、必須アミノ酸や必須脂肪酸は、基本的には食事から摂取しているのでことさら注目されなかったのだと思います。「血液脳関門を通過して、中枢神経系に広く行き渡る」という性質が、自閉症などの発達障害児や学習障害児にも効果がありそうな物質だと思います。
しかし、これについても、他の必須アミノ酸や、ビタミン・ミネラルとの相乗作用がより、大切で単独で摂って効果が認められるという性質のものではないと思われます。

アルギニンと同じくK・リゾレシチン(アセチルコリン)も、血液脳関門を通過する働きが注目され、「自閉症児や多動児によい」という説があります。(岩佐京子さんや七田眞さんが主張される)
アセチルコリンという神経伝達物質の材料となるレシチンも低分子だと血液脳関門を通過しやすいという理由から多くの方が試しているようですが、脳内の物質の受け渡しは、そんなに単純ではありません。アセチルコリンは、細胞膜にあるアセチルコリンの受容体と結合してはじめて効力を発揮するからです。

もし、仮にレセプターが十分な状態にあれば、わずかな量のホルモンや神経伝達物質でもしっかりとキャッチすることができます。逆に、レセプターが不十分なときには、異物を誤って摂り入れたり誤作動を起こし、ますますコミュニケーションに混乱を生じます。(脳の血液脳関門を通り抜けて、水銀や鉛が脳内に居座ってしまい、コミュニケーションを妨害してしまうのも、脳関門にあるレセプター、すなわち糖鎖の不足が原因となっているのです)

はっきり申し上げれることは、血液脳関門も細胞でできており、細胞のレセプターが情報を受信して通過させたり、排除したりしています。
そこからわかるのは、レセプターが十分でなければ、いくら低分子で小さい物質であっても、正しい情報のやり取りができないので通過しないことが考えられます。逆に、レセプターさえ十分整っていれば、大きい分子の状態でも、必要な物質や栄養素は正確に吸収し通過するのが人体の仕組みといわれます。
レシチンと同じく、アルギニンにおいてもそれを含む食材(大豆食品・肉類・魚介類)を摂っていれば、レセプターがしっかりとキャッチしてくれるはずです。
『ひらめき集中塾』では、発達障害児の場合も、ホルモンや神経伝達物質は分泌されていると考えます。(量の多少はあれ)では、なぜコミュニケーションが滞った状態にあるのか?
それは、受容体すなわちレセプター機能に問題が生じていると考えます。じつはホルモンや情報伝達物質は、単独では効果を発揮しません。それらに対応してしっかりと受け止める受容体がセットで生成されていなければ機能しないからです。ホルモンや神経伝達物質の分泌が多い少ないではないの問題は二の次なのです。いちばん注意を向けないといけないことは、レセプター部分、すなわち細胞表面やタンパク質の先端部分にレセプターとして働いている糖鎖が充足しているか否かが問題だということです。

その他、「核酸が発達障害児に効果がある」という情報もよく耳にしますが、DNAと同じ成分の核酸を摂取したとしても、それが、細胞膜のレセプターを通過できると考える方はいないでしょう。それまでに、胃酸という障壁があり、消化酵素や腸内細菌によって、別のものに分解されてしまうでしょう。
また、腸が脳と密接な関係にあることから、オリゴ糖や、生きた乳酸菌、さらには乳酸菌生産物質で、「腸内の環境を整えることが、発達障害児には必要だ」という考え方も広く伝えられるところですが、オリゴ糖については、腸内乳酸菌の餌になり、腸の蠕動運動を一時的にはよくするといわれます。しかし、あくまでも対症療法と考えるべきです。
また、生きた乳酸菌については、強力な生命力を持った善玉菌を胃酸を通過させて腸内に送り込み、環境改善を促すという考え方です。しかし、これも環境がよくなるのは一時的で、絶えず摂取し続けなければいけません。また、思ったほど効果が上がらないのも事実です。(外部から入れられた乳酸菌は、腸内で長く生息することはできない)
それでは乳酸菌生産物質はどうなのでしょう。乳酸菌生産物質は、意外に長い伝統があり、自家製乳酸菌を育むという点では、さまざまな疾患に効果をあげています。発達障害児にとっても、けっして悪いものではないと思われます。ただ、腸内の環境は、そこに生息する微生物のバランス(善玉菌、悪玉菌、日和見菌)の状態に左右されるのですが、腸管細胞のレセプターが十分揃っていなければ、ロスが生じてしまいます。いずれにしても、レセプター栄養素をベースに腸内環境を整えることが大切です。
結論的には、オリゴ糖、生きた乳酸菌や乳酸菌生産物質など、さまざまなサプリメントがよいといわれますが...
これらも、腸内環境のよい状態を長く維持するには、摂り続けないといけないことになります。それよりも、腸も細胞でできているのですから腸管細胞のレセプターをしっかり充足させた方が得策です。腸管免疫が高まる結果となり、自然と便秘や下痢は解消されるといわれます。
また、自閉症児の脳内の酸素不足がパニック症状を引き起こすという説を述べておられる専門家もあります。それに対処するために酸素ジューズを勧められます。しかし、実際は、酸素ジュースで自閉症児の酸素不足は根本解決にはならないと考えらます。たしかに、原始反射が残る影響から、呼吸のリズムに狂いが生じているために酸素不足という状況は起こります。ただ、それを解消する方法はもっと他にもあり、たとえば、一定のリズムで歩行トレーニングをしたり、じーっと座るだけのトーレーニングをしていくことで、呼吸の本来のリズムが徐々に回復されるのです。そして、安易に酸素ジュースを摂取しないほうがいい理由があります。それは、余分な酸素状態が、脳内で生じると活性酸素として、細胞膜のレセプターを損傷させることになるからです。レセプター(糖鎖)は、ストレスや活性酸素にとても弱いといわれています。

要は、レセプターの材料さえ摂っていれば、あとは食事からしっかりとビタミンミネラルやレシチン、小魚やビタミンミネラルを豊富に含む食材を摂ることで、サプリメントに頼る必要はなくなるわけです。(※問題は、レセプターの材料となる糖鎖だけは、食事からほとんど補充できない点に注意が必要。)
そのほか、脳に栄養をしっかりと届けるために血流をよくするための遠赤外線放射やマイナスイオン発生の毛布などを勧める方もありますが、これも一時的なものと考えていいと思います。トルマリンやゲルマニウムなどの電気を発生する鉱石をすり込ませたものがあるが、対症療法と考えた方がいいと思います。
基本は、細胞表面のレセプターを充足させることで、自然治癒力のスイッチが押されるので、解決していくものと考えられるからです。

このレセプターを生成する「からだのコミュニケーション」の土台となる糖鎖については、しっかりと公的機関において人による臨床結果(※動物実験ではない点に注意)が取れた唯一のアメリカ製の糖鎖があります。これ以外は、すべて体験談(個人の体質などで効果にバラつきがあり正規の臨床データを取っていない)のレベルものが出回っています。

また、いろいろな種類の糖鎖食品が市場に出回っています。しかし、厳密にはそれらは糖鎖食品ではなく、糖質栄養素の含有した食品(糖鎖以外のものもたくさん含有)で、細胞のレセプターの材料となる糖鎖8種類のうちの、4〜5種類が入ったものです。しかも臨床結果は取れていないので、M社の糖鎖に比べるとかなり差があります。
M社の糖鎖(レセプター栄養素)は、自閉症、多動、ダウン症、失語症などの治癒改善の臨床結果が取れています。『ひらめき集中塾』では、それを一番おすすめします。

『ひらめき集中塾』では、お子様の口に入るものである以上、この信頼の置ける製品をご紹介しております。希望される方には、直接メーカーから入手できるように、その方法もお教えしています。ご興味のある方はお問合せください。


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